あんたはいつも変わることを嫌ってた
変わるのを怖がってた

何回も確認して
肯定して
ああまだ変わらないって
そうして胸をなで下ろす

でも変わることは
案外簡単なのかもしれない

まあ
どうでもいいけど

「ねー橘?僕のハナシ聞いてる」
「……ああ、うん」

隣で笑ってる顔がまだ続くなら何も言わないでおくよ
ぜんぶ許すよ
ちゃんとどれも覚えておくよ

でもさその笑顔を俺は守るなんてしないから

わかるよね

いつになったら俺とあんたは
さよならを言うのかな

出会ったことが不幸だと笑う
さよならして初めて幸せになるんだろう

こんなこと考えさせないで


幸 せ に な れ な い