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「ねえ橘〜」 「なに?」 「みたらし団子ってそんなにおいしい?僕ケーキの方が好きだけどなあ〜」 「舌おかしいんじゃないの。かわいそう」 「多分みたらし団子が全ての食べ物の中で一番好きなんて言う人は橘しかいないよ」 「……ばかだね」 「いま君僕をこれまでになく蔑んだ目で見てるけど、僕はなんらおかしくないと思う」 「説明してあげようかかわいそうな味覚の笑涙に。まずねみたらし団子っていうのは」 「やだー説明しなくていい!!いいから!!雷でもう十分だから!!」 「うるさい死ね言わせろ。まずね、みたらし団子の発祥は日本の京都で、近くにみたらしの池っていう池があったんだって。で、その池の近くでみたらし詣で串団子を売る店ができて、その串団子が醤油のたれで付け焼きにした団子だったらしいよ。だからそれがみたらし団子って呼ばれるようになったってわけ。みたらし団子いいよね。あの醤油の感じとか、葛餡と団子の絶妙さとか、焦げ目とか……なに?みたらしが団子の中に入ってるやつ?笑涙死ね。みたらし団子と一緒にすんな。あと、店に普通に売ってるけど、あれはちょっと甘いかな…。砂糖多いし。あと焼いてないよね。でも団子の数は妥当だと思うよ。だってさ、5つもひとつの串に刺してあったら食べにくいよね。俺は3つ食べたら反対側から食べるけど。なんていうか…日本俺大好き。俺あんまり普通の団子好きじゃないけど、みたらし団子ならいくつでも食べるよ」 「もういいです充分分かりました恐れ入りましたごめんなさい」 「みたらし団子食べたくなった…笑涙買ってきてよ。ちょっと京都まで」 *** 「みたらしって『御手洗』って書くんだよ。知ってた?」 「知りたくなかった」 「俺も。世の中って知らない方がいいこともあるよね」 「僕からすれば、今日の橘の発言全部それだよ…」 (橘がみたらし団子について語るとこうなる/被害者は笑涙) |